【完】俺に惚れとけよ。




ここまで、すべてを知っていたの....?


「あ、の.......2人の関係って.....」


耐えきれず、そう口にする。


だって、絶対知らない人同士じゃない。


絶対.......ただの同じ学校の人同士じゃない。



「幼なじみだよ。」「幼なじみだ。」


声をそろえて2人は言った。


お.......幼なじみ.......?


「俺と星夜は、幼稚園の時から一緒。」


「家族ぐるみのつきあいなんだ。」


ど、どうりで.......


「まあ、その時から俺ら、1、2を争う関係でね。」


そ、そうだったんだ....



「俺は、昔からこいつを知ってる。学校で見せてるあの気持ちわりぃ笑顔は、全部嘘だ。

あんなのに騙されてたからな、お前は。」



く、口が悪い!


「まあ、それでも、俺に勝てたことないじゃん?夏樹。」


そうだったんだ......


幼稚園のころから、星夜くんが1で、夏樹が2だったんだ。



「だから、私にあんなこと......」


「俺はお前に本当のことを言っただけだ。」


だから私に、星夜くんなんてやめろって、言ってたんだ....