【完】俺に惚れとけよ。




私こそ、夏樹を振り回してごめんね。


夏樹の気持ちに気づかないで、ずっと、待たせてごめんね。


夏樹は私を離し、正面を向かせた。


至近距離で見つめ合う。



「俺は、優樹菜のことが好き。俺の、彼女になってください。」


そう、真正面で言われ、胸がギューッと幸せに疼いた。


「はいッ!」


そして、再び抱き合った。


今までで一番温かいハグかもしれない。


お互い、愛で溢れていて。



「大好き。離したくない。」


「うん。」


「ずっと、俺のだから。」


「うん。」


「絶対離れるなよ。」


「わ、わかったよ。」


もう、そんなズバズバ言われたら、恥ずかしくて照れるから。