【完】俺に惚れとけよ。




今度は私が、気持ちを彼にぶつける。


本当の思いを。


本当の気持ちを。



「次会ったとき、言ってみる。」


「応援してる。」


次、夏樹にあったとき、すべてを打ち明けよう。


すべてを......


私はそう心に決めた。




△▼△▼


「じゃあ、明日から切り替えて学校生活に臨むようにー!」


3学期の始業式と、ホームルームが終わった。


「な、夏樹!」


教室の机に座っていた夏樹に声をかけた。


夏樹は何とも嬉しそうに振り返る。



「い、っしょに.....帰ろ.....」


そんな事、言ったことなかったから、語尾がどんどん小さくなった。



「おう。」


短い返事だけど、顔がとても嬉しそう。


そんな嬉しそうな顔を見ると、私が照れてしまう。