【完】俺に惚れとけよ。




すごい......綺麗だ。


イルミネーションに花火という組み合わせがここまで合うとは。



想像以上の綺麗さに、言葉を失う。



今までで一番、印象に残るクリスマスかもしれない。



しばらく花火はあがり続けた。



「やばい、めっちゃ綺麗。」


「感動的.....」


桃乃と私がボソッと口にする。


ずっと花火を見上げていた。


寒さなんて吹っ飛んでいた。



ふと、隣に立っている夏樹をみる。


すると、タイミング良く夏樹も私を見ていて、バチッと目があった。


夏樹は優しくほほえんで、再び夜空を見上げた。



なに、よ.......その笑顔。


反則でしょ。