【完】俺に惚れとけよ。




「悔しいならやり返してみろよー!」


やり返すって、何をどうすればいいのよ。



何で私はこう、夏樹に振り回されてしかいないんだろう。


いつも夏樹が上手で、私は勝てない。


それがものすごく悔しい。


私だってね、やるときはやる女よ!



「いつか、見てなさいよ!」


「くくっ......いつか、な。」


「~~~っ」


何も言い返せない自分が憎かった。


そ、そうよ。


いつか、やり返してやるんだから!


みてなさいよ??




そのあと私と夏樹は、再びイルミネーションを二人で見に行った。


寒さに耐えながら、綺麗なイルミネーションに見入る。



───どん


いきなり後ろに重いものが降りかかってきた。


「どお?楽しんでるーー??」


「桃乃ーーー!」


その招待は、桃乃だった。


私に覆い被さってきた桃乃。


その後ろには斗真くんの姿が。