【完】俺に惚れとけよ。




どうにか抑えたいのに、抑えられない心の高鳴り。


「ほら!あと1分だよ!」


「うん!」


桃乃は斗真くんと、私は夏樹と。


手を繋ぎながら。



「10....9....8....7....6....5....」


カウントダウンが始まる。


どんなことでもカウントダウンてなぜかドキドキする。


私だけ?


「優樹菜。」


「4....」


「ん?なに?」


「3....」


「好き。」


「2....」


「え?」


「1....」


「好きだよ。」


「0!!!」



みんなのかけ声と同時に、色とりどりの光が会場を彩った。


「やば......」


「綺麗すぎ.....」


その景色は、息をのむほど綺麗で。


言葉を失った。