【完】俺に惚れとけよ。




桃乃に促され席に座らせられる。


しかもそれは夏樹の隣で.....



確かに、桃乃は斗真くんのことが好きだし、仕方ないんだけど。


「何食べる~?」


もう、何もなかったかのようにメニューを見始める。


ここまで来たら、戻ることもできないし。


桃乃がいることだけ救いだったかも。



「ほら、決めろよ。」


と、私にメニューを見せてくれた夏樹。



「え、あ、ありがとう。」


「おう。」


な、んか......照れる。


あの遊園地の日から、夏樹は変に優しくて。


私も私で、いちいち反応していて。


夏樹といると今まで以上にドキドキしている.....気がする。