【完】俺に惚れとけよ。




そんな私って弱々しく見える?


いや、今までの行動とか見ててもそれはあり得ないと思うけど。


とりあえず夏樹は私をバカにしたくて仕方ないんだ。



発射の合図とともにジェットコースターがゆっくり動き出した。


徐々に上に向かっていく。


この、落ちるまでのスリルがたまらなく好きなんだよね。



「やばい、落ちる!......いやぁぁぁ!」


ジェットコースターはものすごい勢いで下降しはじめた。


ジェットコースターに乗っている間、私は終始叫び、笑っていた。



△▼△▼


「やばーい!めっちゃ楽しかったね!」


「耳元でうるさかったわー。」


「悪かったわね。」


わざとらしく耳を塞いだ夏樹。


だってジェットコースターって叫んでなんぼでしょ!


「夏樹!」


「あ?」


「あれのろ。」


「やだ。無理。却下。」


「はい、連行~。」


「離せよ!」


と、私が夏樹を無理矢理連れて乗せた乗り物。



「夏樹やばーーい!やばーい!やばー!」


「うるせー。」