【完】俺に惚れとけよ。




桃乃の押しもあり、私は明日遊園地に行くことを決意した。


夏樹と2人きりなんて、初めてだ.....




△▼△▼


「ふう......」


なんか、緊張するな.....


たかが夏樹と遊園地なのに、なんでこんなにも緊張しているのか。



自分でもよく分からない。


10分前に公園に着いた。



見渡すが、まだ夏樹の姿はない。


まさか、すっぽしとか......ない、よね。



嫌なことばかり頭をよぎってしまう。


私だけ、行く気だったらどうしよう、とか。


またからかわれてるんじゃないか、とか。



しかし、10時の5分前に夏樹の姿。


よかった。きた。



「悪い。待ったか?」


「ううん。私が早く来すぎちゃって。」


「そんなに俺に会いたかったのか。」


「....」


「分かりました。行きましょう。」



私の無言の圧力が効いたのか、夏樹は歩き出した。


電車に乗り、遊園地に向かった。