【完】俺に惚れとけよ。




行こうか行くまいか。


何のために遊園地なんて誘ったの.....?


これも、罪滅ぼし?



すでに2枚チケット持ってたよね?


誰かからもらって、仕方なく?


それとも、最初からいく気で.....?



分からない!


夏樹が何を考えているのか分からない。


でも.....


心のどこかで、行きたいと思っているのも確かだった。


よく分からない自分の気持ち。


普通、2回も裏切られた人と遊園地に行くだろうか。



いや、行かないだろう。


裏切った人だって、わざわざ裏切った人を誘うだろうか。



私は部屋で1人首をひねった。


すると、ケータイが鳴り始めた。



桃乃からの着信だった。


「もしもし?」


『優樹菜!?明日の遊園地、絶対行きなさいよ!?』


「え?」


いきなりそんなことをいわれた。


遊園地行け、って.....


何でそんな命令形....?


『何が何でも行きなさい!分かった!?』


「は、はい。」



と、なぜか返事をしてしまった。


いきなり何が起こったのか。


そんなに行かせたいと思うようなことがあったのかな??