「はぁ.....」
学校を休んで3日が経った。
あれからなかなか学校に行こうという気分になれなかった。
あの日のようなことがないように、私はほとんど部屋にいた。
ご飯も部屋で食べた。
今日もいつもと同じようにベッドで横になっていると、ケータイが鳴った。
ケータイを見てみると、
『優樹菜、大丈夫?今、家の前にいるんだけど、会える?』
という、桃乃からのメールだった。
私は玄関に行き、桃乃を部屋に上げた。
「ジュース持ってくるから。」
「気使わないで?」
「待ってて!」
一階に行き、冷蔵庫を開ける。
そこには、同じようなコンビニの袋が3つ。
「......あれ?」
ひとつは、私が夏樹からもらったやつだった。
でも、あとふたつ.....
お父さんかお母さんでも買ってきたのかな?
私は深く考えず、ジュースをコップにふたつ入れ、部屋に戻った。