【完】俺に惚れとけよ。




これ以上、辛い思いはしたくない。


十分苦しんだの私は。



もう、苦しみたくなんてない。


平凡な生活を、取り戻したいの。



「いいから。」


と、無理矢理私に袋を持たせた。



「.......平気か?」


まじまじと私の顔を見つめてそう言う夏樹。



「何が。もう、からかうのもいい加減にして。」


「だから、あんなやつやめろって言ったのに。」



........知ってる....?


その言い方。


ことの一部を知ってる.....?


でも、そんな訳ない。


私は学校休んだし、誰にもその話をしてない。


まさか、星夜くんが学校で言いふらした.....とか。


そんなことない!

って思いたいけど、今の状況じゃ無理だった。



「あんたに何が分かるの。」


「それでもあいつをかばうのか。」


「放っておいてよ!」


「それでもお前はあいつを好きでいるのかよ!」


「あんたなんかに何が分かるって言うの!」


何でそんな何でも知ってるような言い方するの?