【完】俺に惚れとけよ。




必死に抵抗した。


なにが何でも自分を守らなきゃいけないと思った。



ここで負けたら、すべて終わると思った。


それだけは絶対に嫌だった。



一瞬、星夜くんの手が止まった。


その瞬間、私は星夜くんから逃げ出した。



「星夜くんなんて、大嫌い。」


そういった瞬間、星夜くんの顔が曇ったのが分かった。



何でそんな顔するの.....


なんで今にも壊れそうな顔するの.....



私ははだけた服を元に戻し鞄を持って部屋から飛び出した。


外は雨が降っていた。



雨の中、私は走り出した。