【完】俺に惚れとけよ。




だからこんなひどいことしてるの?


そんなの理由になんてならないよ!



「お前が俺以外の男に興味があるなら、もう関わる理由もないだろ?」



いつもは、優しく名前を呼んでくれていたのに。



もう、名前すら呼んでくれないの?


「あとはもう......お前の体をもらって終わりだよ。」



私の目からは一筋の涙が流れた。


もう、戻れない。
 

なにもかも、元通りにならない。



夏樹とも、星夜くんとも。



「だから、静かにしてろよ。」


悔しさでいっぱいだった。


なにもできない自分が悔しくて仕方なかった。


何でこんなにも人に騙されなければいけないのか、分からなかった。