【完】俺に惚れとけよ。




星夜くんの変わりように戸惑いながらも、断る理由も見当たらなかったため、星夜くんとデートをすることになった。



いや、付き合ってるわけではないからデートではないか。


来た道を戻る星夜くん。


どこか、行くところは決まっているのだろうか。


迷う様子を見せることなく、歩いていく星夜くん。


私はそんな星夜くんについて行くことしかできなかった。



「え......」


しばらくして立ち止まった星夜くん。


どこについたのか、見上げる。



そして私は声を失った。


「こ、こは.....」


目の前に見える大きな【HOTEL】の文字。



もしかすると.....もしかするの!?


「おいで?」


何の躊躇いもなく、星夜くんは私の腕を引っ張って中に入る。