【完】俺に惚れとけよ。




「道端のこと、好きなの?」


「は?あり得ない、あり得ない!」



私が夏樹を好きだって?


あんな自分勝手な奴、私が好きなわけがないでしょ!



それに、


「私は星夜くんのことが好きだし!」


永遠に私は星夜くんが好きよ!



なのに、夏樹のことを好きだなんて、ないない!



「優樹菜。憧れと、好きは違うんだからね?」


と、急にまじめな顔をした桃乃。



「友達関係の好きと、恋愛感情の好きは違うんだからね?」


「し、知ってるよ.....」


そのくらい、私だって。


私だって、そのくらいの違い分かってるよ。



なのに、何でそんなこと.....


「ま、頑張れ。」


と、肩に手を置いて桃乃は言った。


はて、何を頑張ればいいのか分からないけど、私は頷いた。