【完】俺に惚れとけよ。





それはまずいから!


ど、どうしよう.....



「あ、あー、私あのお店入りたい!行こ!」


班の子の手を引っ張ってお店の中に入った。


夏樹は何か言いたそうな顔をしながらも、そのまま私が入ったお店を通り過ぎていった。



ふぅ.....危機一髪.....


と、ひとりで胸をなで下ろしていると、



「道端、放置しちゃっていいの?」


と、桃乃が話しかけてきた。


「うん....」


絶対まともに話せないし、てか話したくないし。



「わざと避けたでしょ!」


ギロリと私を見る桃乃。


「あ.....はは....」


「あとでちゃんと話す!分かった?」


「は、はい。」


桃乃の威力に負けた。







国際通りの自由行動はあっという間に終わった。


修学旅行は想像以上に楽しく、すぐ終わってしまった。