【完】俺に惚れとけよ。




お昼になって、お店に入った。


沖縄県名産の料理を食べることができるお店。



私たちの班はみんな、沖縄そばを食べた。


ほかのお客さんに迷惑なんじゃないかってほど私たちは騒いでいた気がする。



お店を出て、再び国際通りを歩く。


すると、目の前から見覚えのあるシルエットが近づいてくるのが分かった。



徐々に近づいてくると、それが誰かなのか分かる。



そして、私のことを見ていることも。


このままだと、絶対に声をかけられてしまう!



でも、声をかけられてもどんな顔すればいいのか分からない。


私はわざと、友達の方に体ごと向けた。



あいつに話しかけられないように。


しかし、何も知らない同じ班の子が、


「見てみて!俺様王子よ!」


「こっち見てるし、話しかけてみる?」


なんて言い出す。