【完】俺に惚れとけよ。




バスを降りたらもう自由行動だ。



私は桃乃と、あと2人の女の子と同じ班。



バスを降りてあいつが話しかけてくる前に班のみんなと歩き出した。



国際通りにはいろんなお店があった。


おみやげ、ご飯。



片っ端からお店を見ていく。



可愛いキーホルダーや、名産品。


色々なものが売っている。


私も桃乃も、ほかの2人もテンションは最高潮だ。




しばらく歩いていると、


「あ!優樹菜ちゃんだ!」


と、星夜くんの声。


前を見ると、それはもう国際通りにいる女子の目線を独占している星夜くんの姿が。



手を振りながら私のところに近づいてきた。



「会えるかな?って思ってたんだけど、会えたね!」



会えるかな、って思ってくれていたなんて!


感激すぎて、言葉が出ません!



「楽しんでる?優樹菜ちゃん。」


「うん!すごい楽しいよ!星夜くんは?」


「俺も楽しんでるよ!」


天使の笑顔は今日もまぶしいです。



「よかった!」


「お互い、楽しもうね!」



星夜くんはそういうと友達と一緒に歩いていった。


「優樹菜ちゃん、王子様と仲いいの?」



と、キラキラした目で私のことを見つめる同じ班の2人。



「んー、まぁ、少しね!」


「羨ましい!!」



私も夢みたいだよ。


あの王子様と、こうやって普通に会話をすることができるなんて!