【完】俺に惚れとけよ。





嫌なら拒否する。



嫌なの?


これから、夏樹に何されるかは分かってる。



私は、嫌だと思ってるの?


「好き.....」


───ちゅ



唇が当たる直前に、夏樹のそんな声が耳に届いた。



重なる唇。


全身が熱い。



たくさん唇を重ねる。



キスをしたまま私の頭を撫でる夏樹。



「.....んっ....」


拒否するどころか、夏樹とのキスに酔いしれた。


夏樹の気持ちが分からないなんて言うけど、本当は自分の気持ちが分からない。



今、キスを受け入れてるのはなぜ?


嫌だと思ってないのはなぜ?



その答えは、分からないままだった....