前に戻ってきた夏樹は、先生に全員揃っていると報告してまた1人で戻ってしまった。
「はぁ.....」
ため息をついて私も元の場所に戻った。
「そんな元気なさそうな顔して、平気?」
桃乃の隣に並んだ私。
心配そうに私の顔を見つめる。
「うん、へーき....」
「あいつ?」
「まーね。」
夏樹とのことは、夏休み中に桃乃に相談していた。
相談というか、愚痴だけど。
「意味わかんないのー。」
きょろきょろと周りを見渡すと、星夜くんのクラスが見えた。
星夜くんがいないかなー、と探していると、少しだけ星夜くんのことが見えた。

