【完】俺に惚れとけよ。





夏樹に意地悪そうに言われて。



ムカつく.....


「うるさい。」


私だって、何であんたなんかに動揺しなくちゃいけないのよ。


心と体の矛盾についていけない。



「あれ、優樹菜ちゃん?」


「せ、星夜くん??」


足音の正体は星夜くんだったらしい。



教室の扉の前に、星夜くんが立っていた。


星夜くんの声が聞こえた瞬間、本人に気づかれないように舌打ちをした夏樹を私は見逃さなかった。



でも、知らんぷり。



「優樹菜ちゃんらしき声が聞こえたからさ!」


「修学旅行の委員会で!星夜くんは?部活??」


格好が部活中だ。


「そうそう。ちょっと教室に用事があってね!」


「そうだったんだ!」


奇跡だと思った。


夏休み中に星夜くんに会えちゃうなんて!