休憩時間が終わり、試合は残り10分に託された。
後半もお互いに譲らず。
入れれば入れられ、入れられれば入れ。
そんなこんなで残り1分30秒。
依然同点のままだ。
ボールは私たちのクラス。
チームワークよく相手を交わしながらゴールに走っている。
私は、手を組んで祈っていた。
が、頑張れ、夏樹.......っ!!
途中、相手に邪魔をされなかなか前に進めない。
やばい!
このままじゃ、相手にボールをとられてしまう!
残り40秒。
なんとか相手を交わし、ゴールへ。
ボールは夏樹に渡された。
ここで夏樹がゴールをすれば、私たちのクラスは勝てる。
しかし、相手がなかなか譲らない。
.......っ
「.......頑張れ~!夏樹~っ!!!」
伝わるかわからない。
周りにはたくさんの夏樹のファン。

