【完】俺に惚れとけよ。




声の方を見ると、そこには2大王子が並んで立っていた。


す、すごい光景.....



「優樹菜ちゃん。落ち着いて頑張って!入れるだけでいいからね!」


せ、星夜くん.....っ!!



「優樹菜。お前ならできる。」


ちゃっかり夏樹もいいこと言ってくれた。



なんか、とても勇気がわいてきた!


星夜くんと夏樹の言葉が、心にスーッと入っていく。



「え、あの子王子様に応援されてる!」


「羨ましすぎる!」


なんてお互いのファンの子たちの声なんて入ってこない。


ホイッスルと同時にサーブを打った。



相手の1番にとった人がボールをはじき、2番目の人が何とか拾う。


3番目の人が思いきりこちらのコートにボールを打った。



ネットギリギリ。


.......落ちた!



───ピーッ!


「「キャーっ!!」」


ボールは、ギリギリネットを越えず、相手のコートに落ち、私たちは第1試合を勝利でおさめた。



星夜くんたちの方を見ると、2人とも微笑んでくれた。


2人のおかげだ!


......ん?



いや!星夜くんのおかげ!