【完】俺に惚れとけよ。




チラッと桃乃を見ると、必死で笑いをこらえている。



「ククッ.....まぁ、斗真もサッカーらしいからさ、私の付き添いだと思って。ね?」



......桃乃にそう言われてしまったからには仕方がない。



桃乃が斗真くんのプレーを見に行くなら、それについて行くってことでいっか。



「てか、優樹菜!星夜くん第1試合なんじゃなかった!?」


「あ!そうだよ!!」


すっかり忘れてたー!


桃乃と急いで体育館に向った。


ギャラリーには星夜くんのファンの女の子がたくさん。



一番端が少し余裕があったため、桃乃と2人で並んで立つ。



一番端でも、よくコートの中が見える。



練習姿から、女の子たちの黄色い歓声が体育館に鳴り響く。


か、かっこよすぎる.....


練習時間のあと、試合開始のホイッスルが鳴った。



ジャンプボールはもちろん星夜くん。



相手は同じ2年生だ。




△▼△▼


試合が始まってから、それはもうすさまじかった。



星夜くんのディフェンス、


オフェンス、シュート。



何もかもかっこよくて。