と、言うのも、外競技だと星夜くんの応援に行けない可能性があるから。
中ならいつでも星夜くんのバスケ姿を拝めるし!
そう考えたらバレーボールが一番しっくりきた。
外での開会式を終える。
夏真っ盛り。
照りつける太陽が、生徒のやる気をさらに出させていた。
あと15分もすれば、第1試合が始まる。
「おい。」
「ん?」
振り返るとそこには道端の姿。
顔を見た瞬間、自分の顔が歪んだのがわかった。
「んな、あからさま嫌な顔すんなよ。」
「用事は?」
何かあるから私を呼び止めたんでしょ?
さっさと用件言って立ち去れ!
「お前、サッカーの応援に来い。」
「嫌。」
即答。
そりゃ、同じクラスのサッカーの応援はしてあげたいよ?
でも、あんたに言われたから行くなんて絶対に嫌だね。

