(ピキッ……バリンッ) 突然窓ガラスが割れる音がした。 そっちを向いたら何とも言えない、とにかく不気味なオーラをまとった男性が 一人、窓枠に立っていた。 『……ウマソウナニンゲン、見ーツケタ…… 血ヲヨコセ……』 な、に…… この人…なんか気持ち悪い…… 血、血、と何度も何度も呟きながら寄ってくる。 やだ。怖い。 反射的にそう思った。 だけど足がすくんで動けない。 目が離せない。 背を向けたら血を抜かれてしまう。 どうすれば____