小4で出会った時から、不思議な奴だと思ってた。 恋とか愛だとか、そんなものには虫酸が走ったし、女にはからきし興味がなく、サッカーボールさえ、追いかけていられれば、もうそれだけで充分だった。 そう、決めていた…思っていたはずだったのに。