凄いなぁと子供ながらに思ったことを鮮明に覚えてる。 人目を留める、思わず振り向いてしまうような、もう天性なんじゃないかと思うような、そんな魅力があった。 カリスマ性とでもいうのだろうか? 男の子だって、よく彼を慕っていて、決してガキ大将なんて訳じゃなかったけど、遊ぶとなればやっぱりその輪の真ん中で楽しそうに笑っていた。