涙で視界がぼやける。



すると、



「そんなアンタにプレゼントさ。アンタといつ接触できるか不安だったが、この薬は無駄にならずに済んだ。」




そう言って魔女みたいな人はスプレー缶を取り出した。




「これがかかれば一生目を覚まさないんだよ。」




そう言って私に向かってそのスプレー缶を向ける。




プシュー



スプレがかかるのと同時に私は意識を手放したのだった。