時間よ、止まれ。




挙げ句の果てに、コントロールが狂ってボールを彼女にぶつけてしまい…




片付けも手伝わない俺に、とうとうブチ切れてしまったみたいだった。




怒りに満ちた彼女は、なんと大量の班の荷物を、一人で抱え込みながら下山を始めた。





彼女が心配だった俺は、班からはぐれたふりをして、後ろから彼女を見守っていた。





すると…


俺の嫌な予感が的中して、彼女が荷物を落としながら転んだという訳だった。





俺はそっと、転んで倒れた彼女の肩を叩いた。