時間よ、止まれ。




…何となく、優祐のあの時の気持ちが分かったような気がした。




私は、熱気が沸き立つ地面を見つめた。




「でも、新井は約束してくれたんでしょ…?さおりも気持ちを強く持っていれば、絶対大丈夫だよ!」




落ち込む私を見た華恵は、優しく励ましてくれた。




隣の市川くんは、穏やかな顔に戻った。




「キツイこと言って、ごめん。俺も中学の3年間、ずっと新井とサッカーやってきたから、新井のことは分かるつもりでいるから。」



「ううん。ありがとう、市川くん…。」