「ミツルくん紹介するから!早く早くぅ♪」 ウキウキ気分の華恵に促され、慌てて机の片付けを始めた。 廊下の方をチラリと見ると、すでに市川くんらしき人物が、カバンを持ってスタンバイしていた。 「あっ!ミツルくんだ♪ほら、さおり、行くよ!」 …と、 市川くんを見つけた華恵に引っ張られて、片付けもままならないのに、強引に教室を脱出するハメになった。