「ねぇ澪南?」 「うん?」 「黒川くんのこと、好き?」 それを聞かれた瞬間、持っていた箸を落としてしまった。 まさかそんなことを聞かれるとは思ってなかったから、動揺したんだと思う。 まさか、香織とこんな話をする日が来るなんて思ってなかった。 千歳くんと出会わなかったら、今も私は和が好きで、香織とも一緒にいるのが辛いだけだったのかな。