ブラッドが大きく魔力を放出してナイトメアに向かう。
レオも、ダークレッドの瞳を輝かせながら素早くナイトメアに向かって腕を突き出した。
そこから、イバラのようなものが次々と出て来る。
そして、ナイトメアにがっちりと巻き付いた。
ナイトメアを覆っていた、黒い霧が晴れ始める。
ブラッドも光の魔法陣のようなものをナイトメアの足元に作り出し、動きを封じる。
奴は動けないようだ。
レオが私を見て叫んだ。
「今だ、フィオネ!
奴を叩け!!」
私は目の前の魔獣に向かって、ばっ、と
腕を突き出した。
そして、そこに渾身の力を込める。
ナイトメアを………倒すんだ!
今が絶好のチャンス!
奴を倒すのには今しかない!



