私、浮遊魔法が使えてる…!
体じゅうが、魔法を使うことによってどんどん軽くなるのを感じた。
魔法を使えることに、オーランドの“血”が喜んでいるのだろうか。
……今なら、なんでも出来る気がする!
その瞬間、ナイトメアは、私に向かって
燃え盛る火炎を吐いた。
ゴォッ!と辺りの草原が燃え出す。
レオが私をさっと抱きかかえて、その炎を避けた。
「援護は俺たちに任せな。
……フィオネはトドメを刺すことだけに魔力を使え!」
レオは、そう言うと、
私を再び空中で、そっ、と離して
ブラッドと共にナイトメアに向かって魔力を放出した。
まばゆい光が辺りを包む。
その魔法の光を、ナイトメアは体にまとった瘴気で一気に消していく。
〝俺の力に敵うわけあるまい!
長年の恨み……晴らしてくれる!!〟



