ゼロの相棒








カッと、体温が上昇する。





その時、私の体から一気に光が放出された。












「きゃぁぁぁっ!!」












凄まじい勢いで魔力が流れていく。





ルナータのブレスレットの力で、無理やり私の魔力が引き出されたんだ!






私の放った光は、どんどん塚に向かって
流れていき


灰色の塚の色が変わっていく。






「フィオネ!!」






ゼロの声が聞こえる。







でも、もう自分では止めることが出来ない。








その瞬間、パキン、とルナータのブレスレットが壊れた。









ふっ、と私の体から光が消える。










ドッ、といきなり身体が重くなった。







力が全て塚に吸い取られてしまったようだ。







私の中には、もう少しの魔力しか残って
いない。








その時、さっきまで星が輝いていた空に、どす黒い雲が垂れ込めてきた。






辺りも、すっ、と吹いていた風が止む。