すると、ダリシーンは少し考えてから口を開いた。
「百年前の王の血を引くものが、ナイトメアの塚の前で魔力を放出すれば、奴の封印は解ける、と伝えられている。」
そんな簡単に解けちゃうんだ…。
黒マントの男が塚で魔法を使ったら、
大変なことになる。
もちろん、ナイトメアが復活したら、この町は壊される。
ここだけでは収まりきらず、都市も、この国中の町が破壊されしまうかもしれない。
ブラッドは、腕組みをしながら、難しい顔をしている。
そして、ゆっくりと口を開いた。
「俺たちは、“最悪のパターン”を想定してないといけないようだな。」
“最悪のパターン”…。
それは、ルナータの行動を阻止出来なくてナイトメアが目覚めてしまったことを意味していた。
すると、今まで無言を貫いていたゼロが
ゆっくりと口を開いた。



