ゼロの相棒






会いたくなくて宿を出たのに
ばったりと町中で会ってしまった。





……何か因縁があるのかなぁ…。




そんな事を考えていると、ブラッドに叱られていたレオが、ぱっ、とこちらを向いた




「ジン、お前もこの町にいたのか。会うのは久しぶりだな。」




ジンは、ふっ、と笑ってレオを見る。




「相変わらずだね、レオ。

ところで……なんでこんな国トップレベルの人たちが願いの町に?」




ずっと疑問に思ってた事をジンが尋ねる。




ブラッドが、私たちを見ながら言った。




「……お前ら、“黒マントの男”を知っているか?」









黒マントの男……!





その時、自然と目の前の男性に私たちの
視線が集まる。





「…阿呆ども。私のことではない。」





ダリシーンが、きっ、と睨んで低い声で
言った。






で…ですよね。






ゼロが静かに口を開いた。





「俺たちもその男を追ってるんだ。

……そいつがなんなんだ?」





すると、レオが真剣な顔つきになった。





「そいつは“大罪人”だよ。

…俺たちはその男の犯そうとしてる罪を止めに来たんだ」