ゼロの相棒





「本人じゃなくても、その封印を解けるのかよ?」と、ゼロが聞くと



ジンは首をかしげながら

「さぁ…?魔法の世界は奥が深いからね」
と、静かに答えた。






王の血を引くものか…。





それだけ巨大な魔力を持った人がいたら
ゼロならすぐにわかりそうな気もするけどな。




ダリシーンの魔力の威圧感は、私でも感じられたぐらいだし。





すると、ゼロが私の方を向いて言った。




「明日、塔から丘を見に行くついでに、
ナイトメアの事も聞いてみるか。

塔には、古くからの丘の守護者がいるみたいだからな。」





ゼロの言葉に、私は頷く。




すると、その様子を見ていたジンが、
私たちに向かって、にっ、と微笑んだ。





「明日塔に行くのかい?僕も同行しちゃあダメかな?

あの塔には、僕の知り合いがいるから、紹介しよう。」




「僕も丘についての話を聞きたいし。」
と、続ける。




ゼロは、ふぅ、と息を吐くと
ジンの方を見ながらの言った。