ゼロの相棒





すると、今まで無言を貫き通してきたゼロがラグナに向かって爆弾を落とした。





「ラグナはてっきり、ジンのことを好きなんだと思ってたけどな。」











その場の雰囲気がガラリと変わった。





「そ…そんなわけ無いでしょ。

ジンも私の“友人”よ。それ以上でもそれ以下でもないわ。」





ラグナは少し早口で言う。





表情は変わらないが、ラグナにしてはトゲがない言い方だ。




まるで本心を当てられたかのように動揺
しているのが私にもわかる。






ジェフは、ジンの名前が出ると
少し不機嫌な様子になった。





「ジンさんは俺の永遠のライバルですから。

……ラグナのことを放っておいてばかりで、今もどこに居るのかわからないんですよ。」





暗黒のオーラを放って、敵意むき出しのジェフに、ゼロが少し笑って言った。





「あいつは猫のようなやつだからな。

気まぐれにまたこの町に戻ってくるだろ」