ゼロの相棒





私が驚いてまばたきをした瞬間、そこは見たこともないほど木々が生い茂りツタが絡まった樹海へと変わっていた。





「リベリオンの奴らは、ガーディアンに比べれば、下級揃いだ。

上級魔法使いは二人しかいない。


これぐらい隠せば追ってこれないだろ。」





ゼロは、満足げに辺りを見回す。




リベリオンの奴らの気配もないようだ。




上手く撒けた…。




私は、ほっと胸をなでおろした。




森全体に魔法をかけるなんて


やっぱり魔力を制限されているとあっても、ゼロはすごい魔法使いだ。





私は、ゼロもグランの家への帰り道がわかんないのではないかと心配になってゼロを見たが


さすがにそれはなかったようだ。




「…行くぞ、フィオネ。迷うなよ。」




ゼロは、いつものポーカーフェイスに戻ると、スタスタと樹海を歩き始める。



置いてかれたら一人じゃ絶対たどり着けない!



私は、急いでゼロの隣に並んで歩き出しした。