ゼロの相棒






ゼロが、レオを見て言った。




「とりあえず厳重注意しとくよ。

今日は森に近づかないでくれな。」




レオは、ふっ、と笑みを浮かべて頷く。



ゼロの言葉の意味がわからず、私はただ二人を見つめていた。




レオは「それじゃ、任務に戻るよ。隊長に怒られちゃうんでね。」と言って
私たちに背を向けて歩き出した。





私は、その背中を見送りながら、ゼロに言う。





「ゼロ、ブラッドさんが早く町を出た方がいいって言ってたわ。


今、ガーディアンも仕事に追われてるらしいんだけど…。」





私の言葉に、ゼロは「リベリオンのことだろ?…レオからも言われたよ。」と小さく息を吐く。





「フィオネ、グランのとこに戻るぞ。


奴らが俺にリベリオンの犯した罪をなすりつけようとしてるみたいだからな。」





さらり、と言い放ったゼロを、私は驚いて見た。