ゼロの相棒





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走り続けて、酒場の前まで来ると、そこには見覚えのある二つのシルエットがあった。



それは、都市へ買い出しに出ていたはずのゼロと、上級ガーディアンのレオだった。





え、まさか…



ゼロ、捕まっちゃったんじゃ……!





私は素早く二人の間に割り込む。




「レオさん!ゼロは悪いことなんかやってません!

今日だって、グランの頼みでおつかいしてただけなんです。


リベリオンとは無関係です!」




私はレオに向かって叫んだ。



それを見て、二人は、ぷっ、と吹き出す。



え?え??


なんで笑ってるの?





興奮している私に、レオが笑いかけながら言った。




「フィオネってば、何か勘違いしてない?
俺は、ただ、ゼロと立ち話してただけだよ。


ただの情報交換。」






そ…そうだったのね。


よかった…。




私は、ホッと胸をなでおろす。