私は、ブラッドの目を見て訴える。
「ブラッドさん!ゼロは確かにダリシーンのことを嫌いだし、何考えてるかわからない人だけど
そんな奴らの味方になるなんて、考えられないですよ!」
すると、ブラッドは優しく微笑んで言った。
「大丈夫。俺も、ゼロのことはよくわかってる。
あいつのことは信じてるから。」
その言葉に、私は、ほっ、と胸をなでおろした。
ブラッドは「じゃあ、ゼロのことは頼んだよ」と、言い残すと、
私に手を振って都市の中心部へと走って行った。
とりあえず、私は早くゼロと合流して
このことを伝えなくちゃ。
ラグナといた時のこともあったし、私もなるべく知り合い以外のガーディアンとの接触は避けたい。
私は、都市を行き交う人々の間を縫って走った。
グランの家に急がないと。
ゼロがガーディアンに捕まりでもしたら
大変だ。



