ゼロの相棒





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町を歩き出すと、さっきまでとは雰囲気が少し違うことに気づいた。




行き交う人々も真剣な顔つきをしている。


不安そうに話し込んでいる人たちも見かける。





どうしたんだろう?





不思議に思って歩いていると、目の前から、赤い制服を着たガーディアンが、こちらに向かってくるのに気がついた。






「あれ?フィオネさんじゃないか?」





ふと、ガーディアンが私を見て、声をかける。





その方向を見ると、深青の髪の毛の男性が立っていた。




私の頭の中に、ぱっ、と昨日の記憶が浮かぶ





「ブラッドさん!偶然ですね。」





それは、昨日酒場で出会った、ガーディアン総隊長のブラッドだった。




ブラッドは私を見ながら言う。



「フィオネさん、王と言い争いをしたそうだね。

ガーディアン内でも噂になってたよ。」