ラグナは、私たちの方へと振り返り、
私を見ると途端に険しい表情になった。
「ジェフ、なんでフィオネさんと一緒にいるのよ?ゼロはどうしたの?」
ラグナは私とジェフを交互に見ながら言う。
「兄貴は今日は別行動らしいよ。
俺は、フィオネをラグナのところに案内してただけ。
フィオネ、話したいことがあるんだろ?」
ジェフはラグナに経緯を説明してから
私を見て言う。
なんとなく敵意を感じていると、ラグナがふぅ、と息を吐いた。
「話したいことがあるなら聞いてあげるけど……なに?」
どこか壁を感じる。
威圧感で押しつぶされそうだ。
そんな空気を察したのか、ジェフがラグナの方を見て言った。
「俺が買い出しに行ってくるから、二人は店に帰って話しなよ。後で行くからさ!」
私は、ジェフの方をばっ、と見た。
ここで二人っきり?
ジェフってば、何てことを!



