ゼロの相棒






「レオさんは酒場に来ていいんですか?
ガーディアンなのに。」







私が尋ねると、店員は口を揃えて




「レオ様は特別よね〜!」




と笑いながら言った。




ジェフがため息をつきながら言う。




「俺はまだガキだから、ラグナにも子ども扱いしかされないのかなぁ……。」





明らかに落ち込んでいるジェフを見て、
ベルは微笑む。



「ジェフ、大丈夫よ。大人になんて、すぐになっちゃうものなんだから。

今、お酒じゃない飲み物とってくるわね」




ベルはそう言うと、店の奥へと入っていった。





すると、店員の女性が店の奥を見ながら
私にささやく。






「レオ様もお酒を飲みに来てるのもあるけど、それ目当てでここに通ってる訳じゃないのよね。」




そうなんだ…。



でも、酒場はお酒を飲むところだよね?


それが目的じゃないなら、何をしに来てるんだろう?





私が頭の上に、?を浮かべていると、
店員がにこっ、と笑って言った。






「レオ様の来る目的なんて、決まってるわ。

ベルに会いに来てるのよ、ずっと前からね。」