彼女の一つ一つの仕草に

俺の心が揺さぶられる。

「っ...夜遅いんだから気をつけろよ。

じゃあな!」

....歌なんて.....!

俺は逃げるように足を進めた。

後ろの方からはギターの音。

最初に聴いた音より、

悲しく、切なく聴こえた....。



夜はまだ明けない。