「…………へぇー………そこまで言うなら勝負受けてやるよ」 「え!?九条くん!?」 九条くんにとって何のメリットもないような話に聞こえた。 それに、大翔は陸上部に所属していると知った上で勝負を受けたことになる。 「よしっ、約束はちゃんと守れよ九条!」 「そっちこそちゃんと守ってくださいよ?香月くん」 なんて偉そうな顔をしているんだ、九条くんは。 「待ってよ大翔!私はそんな勝負認めてないから」 大翔が勝ったら私は2度と九条くんと話すこともできなくなる。 せっかく、今……………。